鈴鹿市消防団 石薬師分団 消防操法大会

 大会当日は あいにくの雨・・・。
 地面は滑るし 全員びしょ濡れ。
 しかし どのチームも同じ条件だから・・
 
 この写真は団員が 最初のセッティングを
 している様子です。
3番員の見事な送水により スムーズに水が
送水され タイムはAブロックの中で
最高タイムをマークする。
 綺麗な放物線を描いた 水は的にめがけて
 真っ直ぐ飛んでいく。
 そして 標的は・・・ 見事 落下。


本番が終わり 団員一同 ほっとした。 やっと大会が終った。 みんなそう思ったに違いない。
4ヶ月以上も 苦しく厳しい訓練に耐え 『なんでこんな事せなあかん!?』 と考えた奴も居たと思う。
しかし私は 団長として 団員にこれだけは判ってほしい。

『訓練は確かに厳しい。 しかし物事の達成感は何事にも変えられない個人の貴重な経験である。
 また 市民の家財を守る消防団員としての自覚と人格の形成には 訓練は最も 最良の方法なのだ。』


結果発表を迎えた・・。 誰しも優勝を確信していた。 もちろん私自信も そう思っていた。
確かに 『あの団は訓練を積んでいるな』 と思った所もある。
しかし・・・ 私たちは負けてない!

負けてないつもりだった・・・・。


結果 3位。 石薬師消防団が大会で有名になってから (過去9年)
初めての3位。 過去に7度の優勝と2度の準優勝。 
この結果は 選手には悪いが 『惨敗』 と言える。

私は納得が出来なかった。 なぜ3位なんだ? 何処が悪いのだ? 何処が他の団より劣っていた?









私たちは少しボケていたらしい。 優勝するのが当たり前と。
そんな気持ちで訓練に取り組んでいたのだろう・・ 知らず知らずのうちに。

この結果を 素直に受け止め来年 また心機一転!再度 見つめ直そうと思う。
団員をそういう方向に引っ張っていきたい。 それが私の役目なんだ。

大会 3連覇 ・・・ならず・・・。