堆肥
(たいひ)
落葉や野菜のクズ、鶏糞・油粕・ワラなどを積み重ねて発酵させ、腐敗・熟成させた肥料のこと。元肥として使い、完全に熟した堆肥を完熟堆肥という。
台芽
(だいめ)
つぎ木した株の台木から出る芽のこと。この台芽は発生したら切り取る。
高植え
(たかうえ)
庭木の植えつけ方法のひとつで、排水がよくなるように行う。具体的には、根の上部が地面より高くなるように植え付ける
玉仕立て
(たまじたて)
上から見ると円形で、側面から見ると半球状をしている人工樹形のこと。
短果枝
(たんかし)
果樹の枝で、短くよく実のなる枝。この枝は残して育て実を収穫する。
単幹
(
たんかん)
幹が1本の樹木、もしくはそのような幹。
単肥
(
たんひ)
肥料の3大要素(チッソ・リン酸・カリ)のうち、ひとつの成分しかふくまない肥料のこと。
頂芽
(ちょうめ)

それぞれの枝の最先端にある芽のこと。いちばん成長力があり、強くよく伸びる。

中間宿主(ちゅうかやどぬし) さび病などの2つ(またはそれ以上)の違う植物の間を 病原菌が行ったり来たりする病気において
主としてその病状が現れる植物を宿主、圃菌はするが病状が現れないものを中間宿主と言う。
赤星病やマツコブ病が有名。
長果枝
(
ちょうかし)
果樹の枝で、長くよく実のならない枝。この枝は切りとり、短果枝を残し育てて、実を収穫する。
直幹散らし玉仕立て
(ちょっかんちらしたましたて)
主幹が曲がらずまっすぐ伸びている幹と、主幹から伸びる枝の葉を丸く刈り込んだ人工樹形のこと。
直根性(ちょっこんせい) 樹木の根の性質のひとつ。1本の太い根が地中深くまっすぐに伸びる性質を持つ根のこと。別名・ダイコン根、ゴボウ根という。細かな根はあまり発生しない。
追肥(ついひ) 植物の成長がはじまってから施す肥料。通常は、速効性のある液肥や化成肥料を使う。
ツギロウ(つぎろう)
せん定などで、枝を切った切り口の腐敗や病原菌などの侵入を防ぐために行う薬剤の名称、またはその作業を行うこと。
定植(ていしょく) 最終的に樹木を楽しむ所定の位置に、植物を植えること。

摘花・摘果(てきか)

よい花や実を得るために、ひとつの枝になりすぎた花や実を摘みとること。基本的には、成長のよい枝の先端のものを残し、摘むのは枝のふところの方のものにする。
照葉(てりは) ツバキなどのように、葉の表面に毛がなく、ツルツルしている葉のこと。
添景木(てんけいぼく)

灯ろうなどのように、庭づくりに使うものに添えて植える樹木のことで、その部分の美観や調和を目的に植える木のこと。

展着剤(てんちゃくざい) 病害虫駆除の薬剤を散布する個所に、薬剤の付着をよくするために使う薬剤。
胴吹き・胴吹き芽(どうぶきめ) 太い幹から小枝が出ることで、地上12mぐらいのところに出る。その枝を胴ふきといい、またここから出る芽を、胴吹き芽といい、どちらもせん定で除去する。
徒長枝(とちょうし)

枝のなかでも、とくに勢いが強く、長く伸びる枝のことで、本来の幹や枝の勢いを悪くするので切り取る。

中生(なかて) 中生(なかて)