■ 診断依頼
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昨年の初夏の頃だったと記憶している。 『ちょっとうちのモチノキを見てもらえませんか?』
と言う事だった。 さっそく現場へ行って見た。
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ひと目みて思った事は 剪定が強すぎる。
そして時期を考慮してなかったのだろう。
幹焼けがひどい。
以下各部位の拡大写真。 |
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この幹焼け部分がもっとも腐朽が酷い。 |
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よ〜く見ると貝殻虫ばびっちり。
このまんまじゃどんどん 美観が損なわれるのでまず これについて対応した。
※対応は平成19年中に行った。今現在は 綺麗に駆除できている。
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以上 平成19年の話 及び 写真です。
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■ 予算も取れた。さぁ 取り掛かりましょう。 |
本来ならもう少し早い時期に施工したかったが 予算が確定せず仕事がさせてもらえなかった。
そういう理由から7月の施工となってしまった。
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■ 何からやりましょ!? |
まずはスポット改良として 酸素管の設置を行った。
実はこの場所は以前に土壌の調査をしたので 大体どういう状態なのか つかんでいる。
・・・・・と言うと聞こえが良いが 実は体裁の良い施肥だったりする・・・。
つづいて 最も腐朽の激しい部分の不要部分を切除。 この作業が一番時間がかかった。 |
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不要部分を削り取っただけで半分になってしまった。
幸いな事に腐朽は 根元まで抜けていなかった。
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今回の作業はあまり大した事はやってないので とりあえず 対処後の写真を掲載します。 |
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上記の削り取り作業後の処理。
基本的には墨処理なのだが 実はちょっと違う。
それは今は掲載できないので また機会があれば
公開したい。 |
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腐朽部位処理 @ |
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腐朽部位処理A |
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今回助っ人に来てくれた F君。実は彼は 樹木医補なり。
樹木医補とは 新しくできた制度で 簡単に言うと若い世代(大学出て直ぐくらい)の方
が 短時間で ’樹木医’の試験を受験する資格を得られると言う 特急券なり。
彼はもちろん来年 受験するのであろうが さてさて・・・ がんばれよ! |